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遺産分割と共有物分割の違いとは?それぞれの手続きルールと共に解説します

遺産を受け取るというのは、人生の中でも大きな出来事です。
多くの人がその分割方法に頭を悩ませることでしょう。
特に、遺産の中に不動産や預貯金、貴重品などが含まれている場合、どのように公平に分割すべきかが難しくなります。
そこで、遺産の分割方法を知らないと、後でトラブルの原因となることも。

今回は、遺産分割と共有物分割の違い、それぞれの特徴や注意点をご紹介します。

□遺産分割と共有物分割の違いとは?

遺産分割と共有物分割との主な違いは、その対象にあります。
そこでここでは、それぞれの対象について解説します。

1.遺産分割の対象

遺産分割は、遺産全体を対象とします。
これは、遺産の中のすべての要素、不動産、預貯金、貴重品などを一つの大きなグループとして考え、それを公平に分割する方法です。

特に、不動産が遺産の中にある場合には、その不動産だけを相続分に基づいて分割するのではなく、他の遺産も考慮し、全体のバランスを取りながら分割します。
ただし、他の共同相続人の利益を害するおそれがない場合、遺産の一部だけを分割することも可能です。

2.共有物分割の対象

共有物分割は、個々の共有財産を対象とします。
これは、複数の共有財産がある場合、それぞれを個別に考慮し、それに応じて分割する方法です。
例えば、共有の土地と共有の車がある場合、それぞれを別々に分割することが考えられます。
また、複数の共有財産がある場合、それらを一括して分割することもできます。

□分割の種類別!その手続きのルールをご紹介

共有不動産の解消方法については、この遺産分割と共有物分割、どちらの手続を選択するかが問題になります。
ここではそれぞれの手続きのルールについて解説します。

1.共有物分割と遺産共有の基本ルール

「共有物分割では遺産共有の解消はできない」というのが基本的なルールです。
遺産共有という共有の形態は特別であるため、その解消方法も特別となるのです。

2.特定の財産が全て遺産共有の場合

その解消は共有物分割ではなく、遺産分割に限られます。
これは、遺産共有の性質上、その中の財産を個別に分割することが難しいためです。

3.遺産共有と物権共有の混在

遺産共有と物権共有が混在している場合、遺産共有グループと物権共有グループに分け、この2つのグループ間の共有の解消は共有物分割となります。
また、遺産共有グループ内の共有の解消は遺産分割です。

□まとめ

遺産を受け取る際の分割方法は、遺産分割と共有物分割の2つが主に考えられます。
それぞれの特徴や適用されるケースを理解することで、遺産の分割をスムーズに行えます。
今回の情報を参考に、遺産の分割方法について理解し、適切な選択をしてください。

遺産分割は、後のトラブルを避けるためにも、しっかりとした知識と理解が必要です。
適切な方法で遺産を分割し、平和な相続を目指しましょう。

2023.10.10

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