「そろそろ不動産を売却したいけど、失敗したくない…」
初めての不動産売却、せっかく売るなら、なるべく良い条件で契約したいですよね。
不動産売却をするうえで、一番気になるのが価格です。
実は、家は季節や場所によって売却価格が変わります。
そこで今回は、不動産売却の価格の違いについて徹底解説します。
□売却価格の決まり方
不動産の売却価格は以下の3種類の価格によって決まります。
*査定価格
不動産会社に依頼して、今の家にどれくらいの価値があるのかを査定してもらいます。
この査定価格は、土地の路線価と面積、立地、過去の売買取引実績などによって決まります。
このとき、複数の不動産会社に査定をお願いすることが一般的です。
不動産会社によっては査定額が500万円近く変わったという事例もあります。
*売り出し価格
査定価格が売り出し価格になるわけではありません。
実際の売り出し価格は、その不動産の持ち主が決めることができます。
不動産会社が出してくれた査定価格を参考にしながら価格を決めます。
*実際の売却価格
買主側の不動産会社のアドバイスによって、買主は必ず値下げ交渉の希望を持ちかけてきます。
そのため、最初は相場よりも高めに値段を設定しておく必要があります。
そうすることで、売れた時に相場よりも価格が下がることはありません。
□売却価格は時期によっても変わる!?
不動産会社以外にも、季節によって価格は変わってきます。
日本は4月が年度の変わり目になるため、入学や入社などで引っ越す人が増えます。
そのため、不動産を売るなら新年度が始まる少し前の1月ごろがベストなタイミングと言われています。
また、夏の終わりから秋にかけても異動のシーズンになるため、狙い目です。
□周辺の不動産会社にも注意が必要
特定の時期に限られた場所で売却が集中すると、相場に影響が出ます。
例えば、売りたい物件の近くで大きなタワーマンションが売り出された場合、不動産価格が下がってしまいます。
そのようなケースでは、早めに売り出して、あえて安い価格を設定するなどの対策をとることが大切です。
□まとめ
今回は、不動産売却の価格のしくみ、違いについてお伝えしました。
査定してもらう不動産会社はもちろん大切ですが、家が売れやすいタイミングにも気を付ける必要があります。
当社では、不動産売却に関するご相談、お見積りを承っております。
不動産売却で気になることやご質問など、お気軽にご連絡ください。