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相続した土地を売却する際にかかる税金について解説します!

「相続した土地を売却する際、どのような税金がかかるのか」
このようにお悩みの方は多いですよね。
相続した土地を売却する場合、通常の土地を売却する際の流れやかかる税金が異なります。

そのため、あらかじめこれらについて理解しておくことが大切です。
今回は、相続した土地を売却する際にかかる税金について解説します。

□相続した土地を売却する流れを紹介!

相続した土地を売却する場合、通常の土地売却の流れとは多少異なります。
そこで以下では、その流れについて紹介します。

初めに、遺産分割協議を行います。
この協議は、相続人が1人しかいない場合は必要ありません。
しかし、一般的には相続人は複数いることが多いです。
そして、遺産分割協議は相続人が相続した財産の分割について話し合う場です。

この協議で取り決めた内容は、「遺産分割協議書」にまとめます。
この書類の作成は、行政書士や司法書士などの専門家に依頼する場合が多いです。

次に、相続登記を行います。
相続登記は、相続した土地の所有権を相続人へ移転する手続きを意味します。
この申請は、土地がある地域の法務局で行います。
相続登記の際には、以下のような書類が必要です。

・所有権移転の登記申請書
・遺産分割協議書
・印鑑証明書
・被相続人の死亡の記載のある戸籍謄本
・被相続人の出生までさかのぼる除籍・改製原戸籍謄本
・相続人全員の戸籍謄本
・被相続人の住民票の写し
・固定資産評価証明書
・相続関係説明図

登記が完了したら土地の売却に移ります。
売却の流れは、通常の土地を売却する場合と同じです。

不動産会社に土地の査定を依頼し、納得できたら媒介契約を結びます。
土地の購入希望者が見つかったら、条件の交渉を行います。
交渉後、売買契約を締結します。
最後に、決済と引き渡しをして売却完了です。

その後、土地を売却することで得た利益(現金)を分割します。
分割の割合は、遺産分割協議で取り決めた割合の通りに行います。

□相続した土地を売却する際にかかる税金とは?

相続した土地の売却の流れはご理解いただけたでしょうか。
次に、土地を売却する際にかかる税金について紹介します。

1つ目は、登録免許税です。
これは、土地の米義変更を行う際に法務局に支払う税金です。
具体的な金額は、固定資産税評価額×0.4パーセントで算出されます。
なお、固定資産税評価額とは固定資産税納税通知書に記載されている価格を指します。

2つ目は、印紙税です。
これは、土地の売買契約書を作成する際に貼る必要がある印紙の代金です。
印紙税は、土地の売買価格に応じて変動します。

3つ目は、譲渡所得税です。
相続した土地を売却することで得た利益は、譲渡所得と言います。
この所得には、所得税と住民税がかかるため、これらをまとめて譲渡所得税と呼びます。
この税金は、所有期間が5年を過ぎているかどうかで税率が変わります。
5年以内の場合、短期譲渡所得が適用され、5年以降の場合、長期譲渡所得が適用されます。

4つ目は、復興特別所得税です。
これは、令和19年まで上乗せされる所得税です。

□相続した土地を売却する際の注意点とは?

最後に、相続した土地を売却する際の注意点を紹介します。

*取得費が分かる書類を残しておく

譲渡所得税は高額になりやすいため、しっかりと節税対策をする必要があります。
そして、譲渡所得は、土地の売却価格から土地取得にかかった費用である取得費と土地売却にかかった費用である譲渡費用を差し引いて算出します。
その際、取得費の金額が不明だと売却額の5パーセントを取得費として計算します。

多くの場合、実際の取得費よりも低く計算されることが多いため、しっかりと譲渡所得税を節税したい場合には、取得費が分かる書類を残しておくことをおすすめします。

*土地の所有期間を把握する

上記でも紹介しましたが、譲渡所得税は土地の所有期間によって税率が変化します。
5年以内と以降で税率は約20パーセント変わります。
なお、所有期間は、相続開始日からカウントするのではなく、被相続人の土地取得日からカウントする点に留意してください。

*控除期間中に売却する

相続した土地を売却する場合、相続開始日の翌日から3年10ヶ月以内に売却すると相続税のうち一定金額を取得費として計算できるという特例があります。
この特例は、控除期間中に土地の売却を完了する必要があるため、計画的に売却活動を進めることが大切です。

なお、この特例を受けるには以下の条件を満たす必要があります。

・相続又は遺贈によって不動産を取得している
・相続税を支払っている
・相続を開始した日の翌日から3年10か月以内に売却している

このような注意点を踏まえて、賢く土地の売却を進めましょう。

□まとめ

以上、相続した土地を売却する際にかかる税金について解説しました。
相続した土地には特殊な税金がかかりますが、節税対策もあるため有効に使いましょう。
今回の記事を参考に、効率よく土地の売却を進めてください。

当社では、不動産の売却に関するご相談を受付中です。
お困りごとがございましたら、ぜひご相談ください。

2021.12.11

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